
2015年12月22日
2015年12月15日
2015年12月08日
2015年12月01日
Delband作 フランス産
2015年11月24日
マルク・シャガール(フレンチローズ種)
2015年11月17日
ザ・ウェッジウッド・ローズ(イングリッシュローズ種)
2015年11月12日
ビェ・ドゥ(フレンチローズ種)
2015年10月30日
桃香(ももか)現代大輪四季咲き種
2015年10月29日
コンスタンツェ・モーツァルト
2015年10月20日
グレーフィン・ディアナ
2015年10月09日
小野寺透作 1983年 日本産

今回も秋色のバラの実をご紹介しましょう。春一季咲きの本品種は、花径3,5p。ローズ赤に白の一重のバラで5月末から6月にかけてびっしりと超たくさんの花がつき、およそ葉っぱが見えなくなるほどです。当バラ園では、ウィーピング仕立て(懸崖仕立て)にしていますが、上から下まで花だかりになります。一季咲きのバラは2回目の開花が見込めないので苗に負担をかけることがないので、咲きがらを摘まないようにして秋にローズヒップ(バラの実)を鑑賞して楽しんでいます。これからの季節、バラの花とバラの実を混ぜて花束やアレンジメントをおつくりさせていただきますのでよろしかったらご用命下さいませ。
2015年10月02日
ドッグローズ(ロサ・カニナ)のローズヒップ(実)

作者 発見年 不詳 ヨーロッパ原産
先週に続きバラの実を紹介しましょう。ドッグローズは花径5pの白またはうすいピンク色の一重のバラです。長さ300pにもなるつる性のこのバラは、一季咲きで日あたり1日30分でも咲く超強健な原種です。ヨーロッパではその生命力の高さゆえバラの台木としても使われています。咲いた花の咲きがらを摘まずにおいておくと、ちょうど今頃から鈴なりに親指大の赤色のローズヒップ(バラの実)をつけてきますょ。中性ヨーロッパでは犬がひふ病になった時、この実をすりつぶしてぬり込み治療していたので、ドッグローズと呼ばれていました。ハーブティーに利用する部位は収穫した果実を乾燥させ、砕いて実の中の種や細かい毛のような物を取り除いた果実の果皮で、ローズヒップティーとして提供している部位は赤くて固い果実の殻の部分です。実にレモンの数十倍のビタミンCを含むので美容と健康におすすめですね。ローズヒップは他にバラ酒やバラジャムにも使われます。